新型コロナウイルスワクチンは、女性・男性を問わず、
不妊治療中・妊娠中(妊娠初期も含め、時期を問わず)いつでも接種可能です。
当院へおかかりの患者様におきましては、日頃より院内感染予防対策にご協力いただきありがとうございます。
新型コロナワクチン接種に関するご質問が増えてきているため当院での見解をご説明いたします。
(あくまでも現時点での公開されている情報をもとにした見解です。またワクチンの一般的な副反応や長期的な副作用などの安全性を保証するものではございませんので何卒ご了承ください)
厚生労働省や日本産科婦人科学会から以下の見解が出されておりますのでご参照ください。
厚生労働省:Q:私は妊娠中・授乳中・妊娠を計画中ですが、ワクチンを接種することができますか。
A:妊娠中、授乳中、妊娠を計画中の方も、ワクチンを接種することができます。mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンが妊娠、胎児、母乳、生殖器に悪影響を及ぼすという報告はありません。
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0027.html
また、8月14日に日本産科婦人科学会より新たな見解が出されました。
日本産科婦人科学会の最新の見解:妊産婦のみなさまへ -新型コロナウイルス(メッセンジャーRNA)ワクチンについて(第2報)- http://www.jsog.or.jp/news/pdf/20210814_COVID19_02.pdf
① アメリカ疾病対策センター(CDC)は妊婦さんへのワクチン接種を強く推奨する声明を出しています。
わが国においても、妊婦さんは時期を問わずワクチンを接種することをお勧めします。
② 妊婦が感染する場合の約8割は、夫やパートナーからの感染です。
そこで、妊婦の夫またはパートナーの方は、ワクチンを接種することをお願いします。
したがって当院でも従来の見解を改め、
女性・男性を問わず、
不妊治療中・妊娠中(妊娠初期も含め、時期を問わず)いつでもワクチン接種可能
とさせていただきます。
※現在わが国で接種可能なファイザー社製、モデルナ社製ワクチンともに上記の見解となります。